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障子が単に直射日光を遮るだけでなく、この和紙が、きわめて優秀な素材なのです。
その一つは、「湿度調節」。紙は周囲の湿度が高くなると、湿気を吸収し、乾燥すると水分を吐き出します。不快指数の高くなる梅雨どきには、こうした和紙の働きは非常にありかたいものです。
二つ目は、「保温性プラスろ紙の役目」をすること。
冬、室温があたたまっているとき、障子を通して自然に空気は逃げますが、そのとき、あたたかさだけを紙に残していくのです。逆に外気が入ってくるときは、障子紙のぬくもりを拾って入ってきます。そして、空気が入れかわるときに、室内外のホコリも障子紙が受け止め、空気はいつもきれいな状態を保っているわけです。
布のカーテンでは、ミクロン単位のチリ、ホコリは素通りしてしまいます。薬品のろ過に和紙を使うことからも、そのキメの細かさはわかるでしょう。