5月16日から18日までの3日間、国産い草の聖地「熊本県八代」に研修とお見舞いに行って来ました。
新幹線は、熊本駅までは順調ですが、その先の新八代方面は間引き運転されており、更に徐行運転中です。
八代市内は、一見依然と変わらぬように見えますが、住宅の屋根には、棟瓦がずれた為にブルーシートが被っています。ブロック積みの高塀は、鉄筋が一切入っていないためにほとんどが崩壊しています。室内の壁には無数のひび割れが生じ、外壁の漆喰が剥がれていました。「家の修繕には年内は無理だろう」と。
頻繁に震源地となる「小川町」は更に酷い状況でした。住宅の完全崩壊や半壊が無数あり、1ヶ月経っても手付かず状態です。墓地の墓石は場所によって全壊です。道路の亀裂は、すでにアスファルト補修済みでしたが、農業用水が壊れ、修理中でした。い草農家さんも20軒被害に遭われており、作業場・倉庫が潰れたそうです。住宅も「建て直す必要有り」の方が大変多いそうです。しかし、「住宅が壊れても、作業場が大丈夫であれば、何とかなる。」と強い気持ちを持っておられました。さすが、火の国熊本人です。
これから梅雨シーズンと台風がやって来ます。何とかがんばってほしいです。
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