今回の熊本・大分県における地震で被害に遭われた皆さまに対し、心よりお見舞い申し上げます。
私どもにとって、熊本・大分両県とは業界全体が無くてはならない深い関係にあります。
熊本県八代市は、畳表の生産がとても盛んな場所で、今では国内産い草のシェアは98%です。
大分県は、縁なし畳表の代表格である。琉球表の産地であります。
ですので、私共も研修会や、い草農家さんとの勉強会、しいては繁忙期のお手伝いに入ることがあり、毎年4回は産地に入ります。つまりは、もう第2の古里にも感じ、しぜんと「ただいま~。」 「おかえり~」 と思ってしまう程、とても大切な場所であり、暖かく迎えて下さる農家さんには、ほんと感謝しています。
そんな古里に大地震が発生し、やきもきしながら情報をとりました。
みなさん無事で何よりでしたが、被害の爪痕はかなり大きいようです。
日本は、災害列島とも言われていますが、いざ災害となると、避難所に毛布一枚でくるまりながら床に寝そべるお姿が、私はとても「直視できません。」
その「直視できない」と思う同業者で作ったのが「5日で5000枚の約束」プロジェクトです。
昨年の、「沖永良部島」 「茨城の豪雨災害」 そして今回の「熊本大地震」 と行動を起こし、正に今、阿蘇に向かって4000畳の新畳が避難所に集結ししようとしています。
賛同している畳屋は、みんなが熱い気持ちを持って「約束」の名の通り行動しています。
どうぞ、我々の「熱い心」を読みとっていただければ、幸いです。
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